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クロマニヨン人は現代人よりも賢かったのか?2

109 :出土地不明:2006/05/18(木) 23:10:44 ID:Z39u72u2
もう少し書くと、っていうか、もう既に一度書いたことだけれど、
後期旧石器時代的萌芽は、アフリカのMSAの中で起こる。後期アシューリアン
では起こっていないわけだけれど。いや、起こっているかもしれないけれど。
ハードハンマーによる石刃技法の出現は、案外古い。10万年以上前にさかの
ぼるかもしれない。それから、ダチョウの卵の殻をつかったビーズ製作は、
7万年前ごろにさかのぼる。あきらかに、後期旧石器的な文化が、MSAでは、
ときどき起こる。HPなんかもそれだな。ところが、その後、その揺り戻しの
ように、そういう文化らしきものが消えてしまう。それから1万年なにもなく、
で、また数千年の間だけ、後期旧石器文化的なものが見え隠れする。
ところが、後期旧石器文化が本格的に発展するのは、まずオーストラリア
であり、ついで、中近東北部のプロトオーリナシアンであり、これらの、
6万年から4万年前の段階で、アフリカ以外の地では、後期旧石器文化の
段階に入るわけだ。ところが、アフリカでは2万年か、あるいは氷河時代
が終わるころの1万5千年前ごろにならないと、本格的に後期旧石器文化
にはならない。アフリカでは、MSAから、LSA(アフリカ後期旧石器文化)
への変化は、本当に遅い。
その理由は、アフリカの人口が非常に大きかったことと関係するし、また、
アフリカの気候が、氷河時代などを通じてそれほど大きな変化がなかった
ことと関係しているだろう。
アフリカを出た人々は、新しい環境に入り込み、そこで、「創造的」である
ことが進化的に必要だったわけだ。そこで、古い石器技術(ルヴァロア技法)
などに固執する人よりも、新しい技術を独自に考案でき、生き抜くことの
できる人々が、選択されたわけだな。もちろん、人類がアフリカにいる
ときから、これらの遺伝子(壊れたSNPs)は、集団内に少ない頻度で存在
していたから、それが積極的に選ばれるようになった。
それから、アフリカを出た人々の人数は少ないので、比較的早い段階で、
壊れたSNPsが、拡散していったのだろう。
ところが、アフリカは人口が多い。とくに新しい環境に対応する必要もない
ので、特定の孤立集団が、後期旧石器文化のような段階に至っても、
それが、周囲から吸収されると、ふたたび、全うな「石器製作遺伝子」を
もつ集団にとってかわられる。遺伝子プールが大きいからだ。
だから、ようやく氷河時代が終わるころか、もっとも激しくなったころか、
そのあたりになって、後期旧石器文化が、アフリカでも、拡散するわけだ。
当時のアフリカ人は、現代のブッシュマンに近い系統で、これが、サハラ
以南にかなり広い分布をしていたことがわかっている。ボスコポイドとも
いわれている。現在のいわゆる黒人は、西アフリカ系で、この人々の拡散
は、新石器時代以降だ。せいぜい1万年か、もっと最近かもしれない。

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