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クロマニヨン人は現代人よりも賢かったのか?2

13 :出土地不明:2006/04/24(月) 22:02:09 ID:jN7sQPSN
何度も書いているように、石器遺伝子といっているのは、石器製作能力が、
進化的に獲得された能力で、かつ本能的なものだということであって、その
遺伝子は一つのSNPなどではなく、多数の遺伝子がからんだものだ。
さらに、石器製作に必要なのは、認知能力だけではなく、解剖学的な形態を
も伴うものだ。
1)石を握ることのできる高度な拇指対向性
2)強い力で石をぶつけるための瞬発的な筋力
3)瞬発的な筋力コントロールを容易にするための呼吸制御
4)石器製作にふさわしい石の種類を見分けることのできる認知能力
5)石器が必要な場所で石器を利用するための計画能力
で、ざっと考えただけでも、オルドワン石器(250万年前からつくられるよう
になったもっとも原始的な石器)を作り始めるにあたって、以上のようなことが
獲得されなければならない。
1)は完全に解剖学的なもので、チンプはこの人間なみの高度な拇指対向性は
ないので、石を強く握ることができない。だから、チンプは解剖学的にみて、
石器製作には向かない。ゴリラのほうがましだ。2)は筋力そのものとその
制御系がからみ、正確な制御のためには、神経科学的にみて、脳細胞の量が
増える必要がある。もちろん、樹上での腕渡りなどでこのために必要な能力
は得られていたかもしれない。3)の呼吸は重要で、息を止めることで、
体を瞬間的に剛体にして、瞬発力のコントロールを容易にするわけだが、
哺乳動物であれ、特殊なもの(水棲動物やコウモリなど)以外は呼吸の随意
制御は不可能だ。呼吸は生命維持にたいして本質的であるから脳幹部が制御
している。意図的に呼吸を止めることができるのは、水棲哺乳類で水中で
息をとめる必要がある場合とか、超音波によるエコロケーションで音声を使う
コウモリくらいが、随意呼吸が可能だ。そして人間も例外的に随意呼吸が可能
だ。チンプやゴリラは随意呼吸ができない。
4)は、認識能力だろう。石の表面の様子から、石の種類を見分ける能力だ。
5)は、腐肉あさりをしていたであろう初期人類が、腐肉に遭遇したときに、
その場で、しっかり石器製作ができるために事前に石器、あるいはその材料と
なる石材を用意しておくなどの計画能力だ。
もちろん、これらの能力は現代人にも存在する。しかし、チンプにおいては、
まちがいなく、1)と3)の能力はもっていないので、石器を作ることが
できない。だから、その分だけ遺伝的に違いがあることになる。

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