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哲学徒が最も嫌う《逃避》について

16 :考える名無しさん:2006/07/25(火) 15:28:50
 賎民が過去を見つめられないから、未来へ、未来へって発展を競う。
過去が無であるから、現在を過多にして、未来の必然を志向する。
彼は過去が無いのに、どのようにして現在になったのだろう。つまり、現在を
束ねた間に合わせに過ぎないのだ。彼は単なる間に合わせから、どんな未来に
なると考えるのだろう。過去にはそんないいものなんて無いから、無条件に賞
賛になるものを激しく求めることになるのだ。
 しかし、無条件に賞賛するものを求めると、彼には遡るべき理由が無い、彼
はどこか間違えているんじゃないだろうか。彼は賞賛するところに引かれて何
時も飛び続ける蛾のようなものだ。彼は蛹から蝶になったから、私は美しくな
る為に我慢してきたと考えることだろう。何故なら、我慢して来たのは、美意
識だからであると考えるだろう。しかし、美しい世界を作る為というのは彼の
外のことであり、彼の意識ではないのだ。まるで、彼は電灯に導かれて麟粉を
振りまいている蛾のようなものだ。蝶は水や光を弾くけれども、蛾は生まれつ
き毒がある。だから、電灯の側に寄ると、毒の麟粉で肌がかぶれるので、遠く
の方から電灯の明かりにあずからなければならなくなる。ただ、光を消したら
、蛾は電灯から離れていってしまうのではあるまいか。確かに、灯りは消える
かもしれないけど、電灯は消えることは無いとどこかに用意してある。
 賞賛することから、現在を組み立てるとなると、向かうところは彼の過去な
のである。だから、最後に彼の言いたいことは、大いなる流れがいいことも、
私の暗い過去も包み込んでいるということなのだ。もしそういうことが失敗して
も、やっぱり間違ったことに巻き込まれたのだと考えるので、彼は安心して新し
い根拠から生活を始めることだろう。
 だから、過去や未来なんて確かなことは見返すのには向かない。どうせなら、
失敗するようなことから考えるべきだ。すると、続けているものが失敗するから、
彼の傷は癒えることでしょう。ただし、そうなったから、どうなるものでもない
のだ。

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