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民主国家は永遠なのか?

1 :世界@名無史さん:2006/09/24(日) 11:10:53 0
歴史は、国家が生まれ、崩壊していく過程である。
この世に永遠の国家などなかった。
しかし、民主体制の成立で、歴史は終わったと、フランシス・フクヤマは説いた。
実際、民主国家は政情が安定し、政情不安なのは独裁体制ばかりである。

もはや、先進民主国家では、戦争も革命も大恐慌も起きない。
40年以上、男女普通選挙レベルの民主体制を維持できた民主国家は、もはや崩壊することはないと言われる。

民主国家は本当に永遠なのだろうか?
人類は、民主体制を超える、政治体制をもはや創出することはできないのだろうか?

524 :世界@名無史さん:2006/12/16(土) 16:39:06 0
>>523
所詮、敵対的買収で儲けただけ
虚業が栄えても、日本の未来に光が差すわけではないわな。

たしかに大企業優遇は解せないが
中小企業の中にある特化した技術力こそが貴重
日本はもともとホワイトカラーの優秀な国ではない

525 :世界@名無史さん:2006/12/16(土) 17:28:17 0
>>524
そうそう、日本は名も無き職人さんたちが
自分の道を極めるために、様々な工夫を凝らして
質を高めてきたことが発展に繋がっている。

現代でも、その伝統は受け継がれているよ。
スピンヤスリや、芸人サンダーとか

526 :世界@名無史さん:2006/12/16(土) 18:05:42 0
>>523 生前から草葉の陰で祈るような人間だからな。

527 :世界@名無史さん:2006/12/16(土) 18:29:22 0
>>526
おだてに弱い人間なんじゃないかな
どっか抜けてる顔だよな



528 :世界@名無史さん:2006/12/16(土) 18:37:10 0
>>526
>今、法廷でとっている様な子供じみた言葉遣いや態度は、裁判官にいい心証をあたえないだろう。

テッド・バンティみたいに理路整然と反論するんじゃなくて、
不利な突込みには罵詈雑言だもんな


529 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 02:49:14 0
北海道の夕張市が財政破綻して、町の女性が泣き叫んでいたが、全ての責任は
市議会や市当局にあって自分たちは被害者だと思っているのなら、
戦争責任を一部の軍人や政治家に押し付けて一般の日本国民は被害者だと
主張するのと変わらんのではないかと。
選挙でそういう議員を選んできたのは夕張市民なわけだし。

530 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 13:20:57 0
チョンボをやらかした当事者を追及するのも、
選んだヤツら自身の責任だよ

531 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 14:12:45 0
>>530
夕張市内部では、夕張市民=被害者といえる。
しかし、夕張市以外の国民にとっては、夕張市民=自業自得のアホ。

株主と取締役の関係と見ればわかりやすい。

532 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 16:50:08 0
関連スレ
ttp://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1166025069/l50#tag6
■近代社会は古典古代よりも優れているのか?■

533 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 17:01:41 0
ttp://www.business-i.jp/news/world-page/news/200612160013a.nwc
英政府、贈賄疑惑捜査打ち切り サウジの圧力に屈したと批判の声

英政府は14日夜、サウジアラビアへの巨額の兵器売却契約をめぐる防衛大手
BAEによる贈賄疑惑捜査を打ち切ると発表した。
サウジ側は捜査を中止しなければ、新たな兵器契約をキャンセルする構えを
見せていたといわれ、英国内では、政府がサウジの圧力に屈して法の支配の
原則を放棄したと批判の声が上がっている。
ゴールドスミス法務長官は捜査打ち切りについて、サウジとの安全保障や外交
関係に重大な支障をもたらすというのが首相らの見解であり、「国益と法の
支配のバランス」を考えた上での決定だと説明した。


534 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 17:13:25 0
【米国・日本】米研究 自民単独政権を最新のゲーム理論と計量経済学で分析−「大臣ポストはやはり利権重視」[12/17]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1166336533/

要職が利権重視で選ばれるなんて政党政治なら当たり前だろ。
特段悪いことでもなんでもない。
結論が現実と合うように適当なパラメータを入れているんだろうなぁ

535 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 17:15:38 0
>>529-531
炭鉱閉鎖の時点で、夕張を離れるのが自然だからな。
過疎の地方の若者はそうしてきたのに、どうして?

536 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 21:51:05 0
>>497
たしかに武力によって行われる植民地化や搾取は現代において有益とはいえなくなってるが、
経済力によって行われる擬似的な植民地化や搾取は未だに先進国に富をもたらしてるよ。

発展途上国において安価な労働力によって生産された製品は、先進国において生産にかかったコストより
高価に販売され第三次産業に富をもたらし、さらに先進国の国民は一定水準の生活を比較的低コストで
維持することが可能になる。
こうしても得られた富によって先進国の諸企業には圧倒的な途上国に対する技術的優位と企業体力によって
途上国において下請け生産によってもたらされる富までも収奪する。

こうして、先進諸国はただ商品を移動するだけで莫大な富を創出でき、かつその国民は経済的に
恵まれない階層にいたるまで便利で文化的な生活を享受することが可能になるからこそ、
より経済的に恵まれた階層においては付加価値のついた製品が人気になる。

地球から先進国が消え去れば、少なくとも途上国によって創出された富はその国内にとどまる
可能性が高まるから多少は豊かになると思うよ。
ただ、最終的には途上国の中から勝ち組と負け組みがでるだけだと思うけどね。

537 :世界@名無史さん:2006/12/17(日) 22:53:27 0
>>536
その形式の、取引による収奪は、先進国内でも需給関係によって成立している。
ブランド価値の無い、誰でも作れるような製品では、最低限の価格に買い叩かれて当然。

下請けだからと言って収奪されるとは限らない。
日本の誇る半導体製造装置産業は、ある種の下請けだが、
自らの技術力によって顧客を選ぶ優位を得ている。

>地球から先進国が消え去れば、少なくとも途上国によって創出された富はその国内にとどまる
>可能性が高まるから多少は豊かになると思うよ。

基本的に、貿易をやれば、双方が豊かになる。
現状、その配分が、需給と情報格差から、先進国に有利に分配されているかもしれない。

しかし、ここ2年で、商品相場の反転ははっきりした。これから20年、需給は途上国有利に働くだろう。
実際、70年代以降の途上国の苦境は、商品相場の低迷による部分が大きかった。

538 :世界@名無史さん:2006/12/18(月) 23:51:35 0
>>518
「おそ松くん」「がきデカ」

539 :世界@名無史さん:2006/12/19(火) 03:06:41 0
>>537
解かりにくかったかもしれないけど、下請けが全て収奪されてるとはいってないよ。
通常であれば下請けもなくてならない産業だしもちろん利益があがる。
ただ単に全工程の一部分を分業しているようなものだ。

しかし途上国で現在行われている下請けも含めた主な先進国向けの産業は、
途上国の労働力を使っているだけで資本は先進国のものであったり、
現地のものであってもラインは先進国製であったりして、
その利益は先進国の企業に多くの比重を奪われることが多い。

もちろん、貿易は双方を豊かにするし上でいったような場合においても労働者の賃金など
途上国に入る利益もある。

だがこのような状況では利益配分は圧倒的に先進国優位といえるし、
それは先進国と途上国の技術格差と資本力の差をさらに加速させる。
さらに途上国では日銭は稼げても現地の資本は育たないから市場も育ちにくく、
イニシアチブはますます現在の先進国に寄り、現在の経済的な序列を半固定化させる。

これは十分に収奪といえると思うけどな。

この状況で先進国の内政問題による没落以外で途上国が半固定化された序列を崩せる存在は、
中国やブラジル、インドみたいな圧倒的な人口による巨大市場でなんとか先進国からイニシアチブを奪い、
自国の産業や資本を育てて行くしかないんだろうな。

この点、航空機産業を育てたブラジルやハイテク産業のインドなどは台頭してくる可能性があるが、
中国は厳しいと言わざるを得ないと思う。

540 :世界@名無史さん:2006/12/19(火) 06:10:12 0
>>536
>地球から先進国が消え去れば、少なくとも途上国によって創出された富はその国内にとどまる
>可能性が高まるから多少は豊かになると思うよ。

じゃあ、もし発展途上国が先進国に対して“鎖国”したら少しは豊かになれる?


541 :世界@名無史さん:2006/12/19(火) 09:22:29 0
>>540
食糧不足とエイズで、かなりの死者がでるんじゃない?

542 :世界@名無史さん:2006/12/19(火) 09:44:03 0
長期的には一人頭の富が上昇して豊かになりそうだ。

543 :世界@名無史さん:2006/12/19(火) 10:14:46 0
>>539
国同士が富の奪い合いをしてるという発想が古いような。
富をかき集めているのは資本であり企業。
国や国境は、あくまで環境。手段であったり制約条件だったり。

資本・企業が富を集める際も、略奪や収奪が絶対条件というワケではない。
特定国家の国民を豊かにすることを目的としてるワケでもない。

544 :世界@名無史さん:2006/12/20(水) 19:17:43 0
http://d.hatena.ne.jp/kagami/20061013
トム・ホランド「ルビコン 共和政ローマ崩壊への物語」

欧米諸国が民主主義の伝統を誇る時は、決まってアテネのことしか口に
しない。でも私達は、善かれ悪しかれ共和政ローマの伝統も受け継いでいるのだ。
実をいうと、私は本書のタイトルを「市民達(citizens)」にするつもりだった。
残念ながら別の人がもう使っていたのであきらめたけど。このタイトルにしたかった
のは、本書の主人公が市民で、共和政崩壊の悲劇は市民の悲劇にほかならない
からである。ローマ人も、結局は古くからの徳目(個々の自由と独立)を守る
のに嫌気がさし、自分の頭で考えるよりも人の言うことを聞いてのんびりする方
が気楽でいいと思うようになった。いつ決着がつくかわからない内紛よりも、
パンとサーカスの方がいいというわけだ。ローマ人も気づいていたが、
彼らの自由には自滅の種(人心の荒廃)がやどっていた。


545 :世界@名無史さん:2006/12/21(木) 05:52:43 0
さて、フクヤマが思想転向したわけだが

546 :世界@名無史さん:2006/12/21(木) 17:18:23 0
いまが19世紀で楽観的なひとなら、僭主政治など過去のものだと信じることも
できただろう。ともかくもヨーロッパはとうに近代を迎えており、世俗的で
民主的な諸価値を奉じる複雑な近代社会が、旧スタイルの専制的な手段でむざむざ
支配されることなどありえない、と誰もが知っている。近代社会はいまだ権威
主義的であるかもしれないし、近代社会の官僚機構は無情であるかもしれないし、
近代社会の職場も過酷であるかもしれない。それでも近代社会は、シュラクサイが
僭主政であったのと同じ意味で僭主政だなどとはとてもいえないのだ。
近代化すれば古典的な僭主政治概念は過去のものとなり、ヨーロッパ以外の
諸国も近代化を重ねればポスト僭主政的未来に突入するだろう、と。これが
どれほど誤っているかを、いまのわれわれは承知している。古代のハーレムや
毒見役はたしかになくなったが、そのかわりをプロパガンダ大臣と革命防衛軍、
麻薬王とスイス銀行がつとめてきた。僭主は甦っていたのだ。

         
        『シュラクサイの誘惑』(マーク・リラ、日本経済評論社)

547 :世界@名無史さん:2006/12/22(金) 06:45:30 0
ttp://www.ohtan.net/column/200307/20030707.html
ジャックは、ベルルスコーニは「欧州の極右人種主義者たる・・<オーストリア
の>ヨルグ・ハイダー、<フランスの>ジャン・マリー・ル・ペン、<暗殺された
オランダの>ピム・フォーチュイン」らよりもはるかに危険な人物であり、「西側
の民主主義はナチズムの敗北以来の最大の」、ただし「外部からではなく内部から
の・・脅威に直面している」と警鐘を鳴らします。
 西側の民主主義はおしなべて、市場万能主義、メディアによる支配、金権という
三つの圧力に晒されているが、イタリアの状態が最もひどく、ベルルスコーニ体制
はファシズムの記憶と痕跡を残すイタリアにおいて生まれつつある、(ファシズム
とはひと味異なる)新しい全体主義へと向かう移行期の体制だというのです
(ttp://www.guardian.co.uk/italy/story/0,12576,992071,00.html。7月5
日アクセス)。

548 :518:2006/12/22(金) 08:13:32 0
>>538
>>544
>>546

ありがとう。
どれもおもしろそうだね。

549 :世界@名無史さん:2006/12/23(土) 06:08:31 0
>>539
黄色人種の国が世界の盟主になるのは無理だわな
世界中で馬鹿にされてるよ

550 :世界@名無史さん:2006/12/24(日) 11:41:21 0
>>549
一神教なんてカルトを信じてる奴らに馬鹿にされても。

551 :世界@名無史さん:2006/12/25(月) 07:46:23 0
【台湾】タクシーで政治論議はダメ=暴力ざた防止へ条例検討−台北市[12/23]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1166989682/

552 :世界@名無史さん:2006/12/25(月) 09:30:40 0
カール・ポパーの「プラトンは全体主義者だった」という批判に
ついてはどう?
『開かれた社会とその敵』のなかで、ヘーゲル、マルクスと並んで
プラトンを批判している。

553 :世界@名無史さん:2006/12/25(月) 09:35:49 0
>>552 プラトンって19世紀の人?

554 :世界@名無史さん:2006/12/25(月) 11:09:17 0
>>553
古代ギリシアの哲学者のプラトンでつ。

555 :世界@名無史さん:2006/12/26(火) 13:33:32 0
・・・ところがその後、時代が進むにつれ、音楽の道にそむいた違法の張本人と
して、詩人の素質だけはあるが、詩神のいう正しさ、合法性については、何も
知らない詩人たちが、現れはじめたのです。彼らは、バッコスの狂乱にとりつかれて、
過度に快楽のとりこになり、悲歌を讃歌に、パイアンを酒神讃歌に混ぜ合わせ、
笛歌を琴歌でまね、何から何まで一緒くたにする。愚かしいばかりに、不本意にも、
音楽について誤った見解を口にする。―「音楽には、ただしさというものはどんな
形においてもありはしない、これを楽しむ者が善い人間であろうと悪い人間で
あろうと、彼が感ずる快楽によって判定されるのが、一番ただしい判定なのだ」と。
彼らは、そうした詩曲を作り、そうした歌詞を副えることで、大衆の間に、音楽の
道にそむいた違法や、自分たちに判定の資格があるのだと考える自惚れを、
植えつけたのです。そうなるともう、観劇者たちは、あたかも音楽の美と醜を
心得ているかのように、かつての静かさから一転して騒々しいものとなり、
かくして、音楽における「アリストクラティア」(最善者の支配)に代わって、
「テアトロクラティア」(劇場支配)ともいうべき悪しきものが、生まれて今に
至っているのです。

                      
                      プラトン『法律』(式部久訳)

556 :世界@名無史さん:2006/12/26(火) 13:53:26 0
それでも、この「デーモクラティア」(民衆の支配)が音楽の世界に限られ、
自由な人士だけのことであったならば、事態は、さほどまでに甚だしい
ものでもなかったでしょう。ところが、実情は、知恵の自負と法律無視は、
音楽の世界に端を発して、あらゆる人々の間、あらゆることの上に及び、
やがてそこから自由気儘が生まれたのです。彼らは、自ら知っているつもりに
なって恐れを忘れ、その恐れ知らずが無恥を生んだのです。自信過剰で、
すぐれた人の意見を恐れないこと、これこそ悪しき無恥であり、あまりに
厚顔な自由に由来するものにほかならないのです。

557 :世界@名無史さん:2006/12/26(火) 18:53:04 0
>>550
イスラムもキリストも一神教だぞ。

558 :世界@名無史さん:2006/12/26(火) 19:02:55 0
その両宗教のことを言ってるんでしょ

559 :世界@名無史さん:2006/12/29(金) 15:08:31 0
【エジプト】ムバラク大統領が改憲を議会に要請 民主化と同時にムスリム同朋団を永久追放 [12/28]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1167370552/

560 :世界@名無史さん:2006/12/30(土) 08:41:13 0
宗教は、もともと基地外の温床だからな
本質的に不合理なんだよ

561 :世界@名無史さん:2006/12/30(土) 16:55:15 0
>>560
それは原因と結果が逆と思われ。

562 :世界@名無史さん:2006/12/31(日) 12:26:17 0
自分とは違う宗教的、政治的イデオロギーを持った奴らは、キチガイに見えるなあ。

563 :世界@名無史さん:2007/01/02(火) 00:40:54 0
>>562
そこらを承知で、なんとかつきあっていこうってのが、
宗教戦争後の近代ヨーロッパ。
19世紀まで、うまく行ってたんだけどねえ。

564 :世界@名無史さん:2007/01/03(水) 19:25:18 0
ttp://www.ohtan.net/column/200612/20061211.html#1
漢人文化にも自由・民主主義と親和性のある要素がないわけではない、とAcademia
Sinica Europaea at the China Europe International Business School(上海)
のゴセット(David Gosset)所長がアジアタイムスに書いているので、その要旨
をご紹介しましょう。

(1)漢人文化における自由・民主主義的要素
胡適(Hu Shi。1891〜1962年)(コラム#178)は、1941年に、漢人文化には
自由・民主主義の三つの知的基盤と三つの歴史的基盤があると記した。
胡適の言う三つの知的基盤とは、孟子(Mencius)の性善説、及び放伐論、
そして臣には君を諌言する義務があるとする観念であり、三つの歴史的基盤とは、
第一に、インドとは全く異なる非階級的社会であり、第二に、社会移動やエリートの
更新、あるいは忠実な官僚制や社会の均質化をもたらしていたところの、客観的
かつ競争的試験制度にして近代的な昇任制度たる科挙(keju。西太后によって
1905年に廃止)であり、第三に、機関間の競争と監察機能を内包していたところの
伝統的統治機構だ。

565 :世界@名無史さん:2007/01/03(水) 19:25:51 0
そもそも、支那の皇帝は専制的独裁者ばかりではなかった。
清(Qing)の第4代皇帝の康熙帝(emperor, Kang Xi。1654〜1722年)は、
「皇帝が国の全ての官吏を知ることはできないのだから、皇帝は、官吏自身に
よる人事評価や、監察官による悪徳官吏の弾劾に委ねざるを得ない」とか、
「視察の際、朕は庶民と話をしたり、庶民の陳情を受けたりすることによって
彼らの困っていることを学んだ」と言っているが、康熙帝がルイ14世やピョートル
大帝と同世代人であって、しかも1億5,000万人の人口を擁する帝国の平和と繁栄を
確保しなければならない人物であったことを考えると、その開明ぶりは相当なものだ。
また、支那の道教には、無為(wu wei)の観念があり、これは政治的自由主義の
源たりうる。

566 :世界@名無史さん:2007/01/03(水) 19:27:34 0
(2)支那型自由・民主主義
支那は、これらの漢人文化における自由・民主主義的要素を生かして、
北欧州型とはひと味違った支那型の自由・民主主義を追求することができる。
近代支那においては、支那には自由・民主主義的伝統がないとして、自由・
民主主義化に反対する保守派と、北欧州型の自由・民主主義を支那に直輸入
しようとする進歩派とがせめぎあってきたが、そのどちらも間違っている。
支那において自由・民主主義を追求するにあたってもう一点考えなければ
ならないことは、支那が巨大かつ不均質だということだ。

567 :世界@名無史さん:2007/01/03(水) 19:27:58 0
何せ、支那は国民国家群なき欧州といった代物であり、多数の話し言葉と
単一の書き言葉がある。またその人口は、米国の人口の4倍であり、EU
プラスアフリカの人口もあり、22の省のうち9つはフランスより人口が多い。
開放政策の結果、沿岸諸都市はロンドンやシドニーやサンフランシスコと
見まがうばかりになったが、内陸部は甚だしく立ち後れている。
もっとも、多かれ少なかれ支那は昔から土地も人口も巨大で不均質だったのだ。
羅貫中(Luo Guanzhong。1330〜1400年)は三国志演義(Romance of the
Three Kingdoms)の冒頭に「天下は長期の分裂状態を経て統一されるが、
長期の統一状態を経て再び分裂する」と記したが、統一と均質化は、
支那の歴史を貫く最大の課題なのだ。
だから、自由・民主主義を追求するにあたっては、それが支那の分裂と
野放図な不均質化をもたらすことのないように慎重に進めなければならない、
ということだ。(野放図な不均質化はダメだが、香港やマカオの特別扱いは、
「適度な」不均質であると言えよう。)

568 :世界@名無史さん:2007/01/03(水) 19:35:59 0
3行にまとめるのは大変そうなので、4行で頼む

569 :世界@名無史さん:2007/01/03(水) 20:10:35 0
>>565-567
どのあたりに、
>これらの漢人文化における自由・民主主義的要素
が現れているのか、さっぱりわからん。

康熙帝が、賢明かつ善良な独裁者であったことは否定しないが、
自由・民主主義とは全く関係ないだろう。

570 :世界@名無史さん:2007/01/04(木) 19:22:21 0
age

571 :世界@名無史さん:2007/01/04(木) 21:28:44 0
>>569
同意

>>564-567
康熙帝が賢明でまっとうな人物といってるだけだ。
科学や合理主義との親和性なら満たしているが。

科学や合理主義=自由民主主義?
それを言ったら、多くの芸術家や科学者を保護した
フィレンツェのメディチ家は、民主的政治家ということになりかねないが。
前近代の欧州にも文芸や科学にリベラルな王侯貴族は相当数いた。
中世イスラムの権力者もそうだ。

572 :世界@名無史さん:2007/01/08(月) 23:34:46 0
当時合理主義があったとは思えない。
科学観も今日のそれとは異なっていたとも聞くし。

573 :世界@名無史さん:2007/01/09(火) 14:44:48 0
>>571

>>565の主張が間違っているとしても、
中国の民主化のためにはそういわざるを得ないわけで、
ウソに自覚的な、良い目的のための善意のウソなのかもしれない。

>>567
とはいえ、このあたりがよくわからない。
中国の統一は、それほど望ましいことなのかね?いったい誰にとって望ましいのか?
分裂していても、それぞれが民主化され、善政を敷けば、国民にとってはそれで十分だろう。
この段では、明らかに、統一のためなら民主化を犠牲にして良いという発想が透けて見えている。

まあここは共産党の政策への追従なのだろうが、
これは要するに国家>個人という発想であり、それでは自由民主主義に永遠にたどり着けない。
最良の全体主義にしかならないだろう。

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